FX初心者向け / やさしく学ぶメンタル
FXで苦しくなったときこそ、「足す」より「減らす」が助けになることがあります
もっと覚えなきゃ。もっと見なきゃ。もっと頑張らなきゃ。
そう思ってしまうあなたへ。うまくいかないときは、増やすことより、少し減らしてあげるほうが心が楽になることがあります。
この記事でいちばん伝えたいこと
FXで苦しくなるとき、人は「何かを足さなきゃ」と思いやすいです。ですが本当は、情報やエントリーや焦りを少し減らしてあげることのほうが、自分を守ってくれることがあります。
FXを始めると、うまくいかない日があります。
何を見ればいいのかわからなくなる日。
エントリーしたあとに「やっぱり違ったかも」と不安になる日。
取り返したくて、つい何度もチャートを開いてしまう日。
そんな日って、ありますよね。
そして、そういうときほど人は、
「もっと勉強しなきゃ」
「もっといい手法があるのかも」
「もっとチャンスを探さなきゃ」
と思ってしまいがちです。
その気持ちは、とてもよくわかります。
ちゃんとしたいからこそ、何かを足そうとしてしまうんですよね。
でも、もしかしたらそんなときこそ必要なのは、足すことではなく、少し減らしてあげることなのかもしれません。
たくさんあると、心はかえって疲れてしまうことがあります
私たちはふつう、「選べるものが多いほうが安心」と思いやすいです。
でも実際には、選ぶものが増えすぎると、頭の中はどんどん忙しくなってしまいます。
このインジケーターも見よう。
あの人の意見も気になる。
SNSも見ておこう。
もうひとつ別の根拠も欲しい。
そうやって増やしていくうちに、安心するどころか、だんだん迷ってしまうことがあります。
ここがとても大事です
情報が少ないから不安になることもありますが、情報が多すぎて苦しくなることもあります。
FXでつらくなるときは、「まだ足りない」だけではなく、増えすぎて苦しくなっていることもあるんです。
まじめな人ほど、「もっと足さなきゃ」と思いやすい
とくに、まじめな人ほどそうなりやすい気がします。
もっとちゃんとしたい。
もっと失敗を減らしたい。
もっと正しくやりたい。
その気持ちは、悪いものではありません。
むしろ一生懸命な証拠です。
でも、がんばり屋さんほど、苦しいときに「さらにがんばる」方向へ進みやすいことがあります。
そしてその結果、ルールも情報も考えることも増えすぎて、心が休まらなくなってしまうことがあります。
だからこそ、そんなときは自分にこう言ってあげてもいいと思うんです。
今の自分に必要なのは、もっと頑張ることじゃなくて、少し減らして楽にしてあげることかもしれない。
エントリーも、たくさんすればいいわけではありません
初心者のうちは、「経験を積まなきゃ」と思って、たくさん入りたくなることがあります。
もちろん、経験は大切です。
でも、何でもかんでも入ればいいわけではありません。
まだ形が弱いのに入ってしまう。
待てばよかったところで飛びついてしまう。
なんとなく寂しくて、ポジションを持ってしまう。
こういうエントリーが増えると、勝ち負けだけでなく、心まで疲れてしまいます。
だから大切なのは、「たくさん入ること」よりも、入らなくていいところで入らないことです。
見送る力って、地味ですが、とても大きな力です。
冷蔵庫の残りものでごはんを作る日を思い出してみてください
今日のテーマを、もっとやさしく考えるなら、こんなイメージです。
「今日は買い物に行かず、冷蔵庫の中にあるもので何とかしよう」
そんな日ってありますよね。
最初は少し物足りなく感じても、やってみると意外と十分だったりします。
むだなものを増やさないぶん、かえって気持ちもすっきりすることがあります。
FXも少し似ています。
今の自分が見られるものだけを見る。
使うルールを増やしすぎない。
チャンスがなければ無理に入らない。
今日は休む、という選択も認める。
そうやって「今あるものでやる」と決めると、気持ちが少し落ち着きやすくなります。
こんなふうに減らしてみるのもおすすめです
- 見るインジケーターを減らす
- エントリー回数を減らす
- SNSを見る時間を減らす
- 「今日も必ず入る」をやめる
- 勝つことより、むだな負けを減らすことを先に考える
引き算は、あきらめではなく、自分を守る力です
「減らす」と聞くと、弱いことのように感じる人もいるかもしれません。
でも本当は、そうではないと思います。
見たいものを減らす。
入りたい気持ちを少し抑える。
やらない日を認める。
情報を追いかけすぎない。
こういう引き算は、逃げではなく、自分を守るためのやさしい工夫です。
相場はいつでも動いています。
でも、こちらがいつでも無理して合わせる必要はありません。
苦しい日に自分を守れる人のほうが、長く続けやすい。
私はそう思います。
やさしく覚えておきたいこと
足すことが悪いのではありません。
でも苦しいときは、増やす前に、少し減らしてみる。
そのほうが心も判断も落ち着きやすくなることがあります。
まとめ
FXでうまくいかないとき、私たちはつい「もっと何かが必要だ」と思ってしまいます。
でも、そんなときに本当に必要なのは、さらに足すことではなく、少し減らしてあげることかもしれません。
見るものを減らす。
入る回数を減らす。
焦って探すのを減らす。
自分を責める言葉を減らす。
そうやって少しずつ軽くしていくと、自分の中の大切な軸が見えやすくなってきます。
FXは、たくさん足せる人が勝つというより、余計なものを減らして、自分を守れる人が長く残る世界なのかもしれません。
もし今、いろいろ増やしすぎて苦しくなっているなら、今日ひとつだけでも「やめるもの」を決めてみてください。
その小さな引き算が、あなたを少し楽にしてくれるかもしれません。
感情に振り回されないトレードを、もっとやさしく学びたい方へ
今回のように、「増やすこと」より「減らすこと」の大切さに共感された方は、以下の発信も参考になります。
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